帯広市議会 > 2021-12-13 >
12月16日-07号

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  1. 帯広市議会 2021-12-13
    12月16日-07号


    取得元: 帯広市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 3年第7回12月定例会〇議事日程日程 番号事件番号内  容  等第1     会議録署名議員の指名について第2議案第 80号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第13号)議案第 81号令和3年度帯広市国民健康保険会計補正予算(第2号)議案第 82号令和3年度帯広市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)議案第 83号令和3年度帯広市介護保険会計補正予算(第2号)議案第 84号令和3年度帯広市ばんえい競馬会計補正予算(第3号)議案第 85号令和3年度帯広市駐車場事業会計補正予算(第1号)議案第 86号帯広市手数料条例の一部改正について議案第 87号帯広市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について議案第 88号帯広市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について議案第 89号帯広市国民健康保険条例の一部改正について議案第 90号帯広市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について議案第 92号公の施設の指定管理者の指定について(火葬場)議案第 93号公の施設の指定管理者の指定について(グリーンプラザ)議案第 94号公の施設の指定管理者の指定について(休日夜間急病センター)議案第 95号公の施設の指定管理者の指定について(駐車場)議案第 96号公の施設の指定管理者の指定について(シルバーいきいきプラザ)議案第 97号公の施設の指定管理者の指定について(北愛国交流広場)議案第 98号公の施設の指定管理者の指定について(八千代公共育成牧場)議案第 99号公の施設の指定管理者の指定について(都市農村交流センター)議案第 100号公の施設の指定管理者の指定について(とかち大平原交流センター)議案第 101号公の施設の指定管理者の指定について(畜産物加工研修センター)議案第 102号公の施設の指定管理者の指定について(畜産研修センター)議案第 103号公の施設の指定管理者の指定について(都市公園・北地区)議案第 104号公の施設の指定管理者の指定について(都市公園・南地区)議案第 105号公の施設の指定管理者の指定について(文化ホール)議案第 106号公の施設の指定管理者の指定について(帯広の森運動施設)議案第 107号公の施設の指定管理者の指定について(南町等屋外運動施設)議案第 108号十勝圏複合事務組合規約の変更について議案第 109号市道路線の認定について議案第 110号帯広市職員等の旅費に関する条例の一部改正について議案第 111号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第14号)第3議案第 112号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第15号)第4意見書案第9号燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や制度運用変更に関する意見書について第5陳情第 5号帯広市内事業者への時限救済制度立案の際の給付条件について第6      閉会中継続調査の申し出について第7      陳情の委員会付託について     ──────────────〇会議に付した事件 議事日程に同じ     ──────────────〇出席議員(29人)    1番       石 橋 勝 美    2番       佐々木 直 美    3番       椎 名   成    4番       上 野 庸 介    5番       林   佳奈子    6番       小 椋 則 幸    7番       鬼 塚 英 喜    8番       大 平 亮 介    9番       菊 地 ル ツ    10番       大 林 愛 慶    11番       清 水 隆 吉    12番       今 野 祐 子    13番       藤 澤 昌 隆    14番       大和田 三 朗    15番       木 幡 裕 之    16番       石 井 宏 治    17番       西 本 嘉 伸    18番       杉 野 智 美    19番       楢 山 直 義    20番       鈴 木 正 孝    21番       稗 貫 秀 次    22番       小 森 唯 永    23番       大竹口 武 光    24番       大 塚   徹    25番       横 山 明 美    26番       佐々木 勇 一    27番       稲 葉 典 昭    28番       鈴 木 仁 志    29番       有 城 正 憲     ──────────────〇欠席議員(0人)     ──────────────〇出席説明員 市長          米 沢 則 寿 副市長         前 田 正 明 副市長         田 中 敬 二 公営企業管理者     中 野 雅 弘 教育長         池 原 佳 一 代表監査委員      川 端 洋 之 政策推進部長      関 口 俊 彦 総務部長        廣 瀬   智 市民福祉部長      下 野 一 人 経済部長        相 澤   充 農政部長        池 守 康 浩 都市環境部長・新総体整備推進室参事             和 田 亮 一 上下水道部長      倉 口 雅 充 学校教育部長      広 瀬 容 孝 生涯学習部長      井 上   猛 監査委員事務局長    河 本 伸 一     ──────────────〇事務局出席職員 事務局長        小 池 晃 一 書記          木 下 忠 実 書記          澤 口 智 邦 書記          西 端 大 輔 書記          津 田 真 希 書記          鈴 木 秀 平 書記          蓑 島 優 貴 書記          橋 場 大 地     ~~~~~~~~~~~~         午後1時0分開議 ○有城正憲議長 ただいまから、本日の会議を開きます。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 ここで、事務局長に本日の議事日程などについて報告させます。 ◎小池晃一事務局長 報告いたします。 本日の出席議員は29人全員であります。 次に、追加議案の付議について申し上げます。 本日付、市長から令和3年度帯広市一般会計補正予算(第15号)を追加付議する旨通知がありましたので、本日お手元まで議案を配付いたしております。 次に、委員会の審査報告について申し上げます。 議案審査特別委員長及び経済文教委員長から、付託案件に対する審査報告書がそれぞれ提出されておりますので、本日お手元まで配付いたしております。 次に、意見書案の提出について申し上げます。 西本嘉伸議員外5人から意見書案第9号が提出されておりますので、本日お手元まで配付いたしております。 次に、閉会中継続調査の申出について申し上げます。 各常任委員長及び議会運営委員長からそれぞれ閉会中継続調査の申出がありましたので、本日お手元まで申出の一覧を配付いたしております。 次に、陳情書の受理について申し上げます。 昨日までに受理いたしました陳情1件につきましては、本日お手元まで請願・陳情文書表第4号にまとめ、配付いたしております。 最後に、本日の議事日程でありますが、お手元に配付の議事日程表第7号により御了承いただきたいと思います。 報告は以上であります。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、1番石橋勝美議員及び2番佐々木直美議員を指名いたします。 ここで発言の取消しについてお諮りいたします。 清水隆吉議員から、12月13日の一般質問における同議員の発言中、適切を欠く部分については、議長において発言取消しの措置をされたい旨の申出がありました。これを許可することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第2、議案第80号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第13号)外30件を一括して議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。 稗貫秀次議案審査特別委員長、登壇願います。   〔稗貫秀次議案審査特別委員長・登壇〕 ◆21番(稗貫秀次議員) 議案審査特別委員会における審査の概要並びに結果について御報告いたします。 各案件は、去る12月13日の本会議において付託され、審査は14日に行ったところであります。 以下、質疑の概要について申し上げます。 初めに、議案第84号令和3年度帯広市ばんえい競馬会計補正予算(第3号)では、発売額の増減に応じた報償費等の設定の考え方、ばんえい競馬施設等整備基金積立ての考え方と速やかな施設更新に努める考えなどについて、質疑と意見がありました。 次に、議案第80号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第13号)及び議案第111号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第14号)中、初めに総務費関係では、ふるさと納税に関し、寄附額の増加の要因と返礼品の魅力向上などにより寄附の安定確保に努める考え、寄附により残高が増加した基金活用の考え方など、次に民生費関係では、まず、子育て世帯臨時特別給付金に関し、効果や対象者、先行給付などの考え方と残りの5万円分の支給方法や支給時期、電子申請を実施する考え、DV被害者など個々の状況に応じた丁寧な対応に努める考えなど、次に、灯油代支援給付金に関し、支援対象範囲を拡大する考え、申請書を年内に発送するなど迅速な支給に努める考えなど、このほか、障害福祉サービス事業者の実情把握や支援に努める考え、増加しているB型就労支援施設における支援の質の確保に努める考えなど、次に、衛生費関係では、新型コロナワクチン接種に関し、5歳から11歳までの子供のワクチン接種の考え方、3回目接種の接種券の送付時期とワクチンの供給見通し及び交互接種の考え方、これまでの教訓を踏まえ、市民の安全・安心確保のため適切な事務処理や情報発信に努める考えなど、次に、労働費では、UIJターン新規就業支援事業に関し、移住支援金対象法人の登録増加に向け、事業者への周知に努める考え、支援金の対象とならない東京圏以外に在住の移住希望者へ市独自の支援を行う考えなど、次に、商工費では、共用部分感染対策補助事業の概要と活用促進に向けた周知に努める考えなど、次に、教育費関係では、まず修学旅行のキャンセル料等への支援に関し、感染症への不安等を感じる児童・生徒へのフォローの考え方、学校間でキャンセル料に大きな差が生じた要因など、このほか、学校保健特別対策事業費におけるこれまでの実績、大会派遣に伴うPCR検査受検費用補助補助対象者や次年度以降の対応の考え方など、次に、債務負担行為関係では、公の施設の指定管理者の指定に関し、燃料費高騰や災害対応に係る市と指定管理者のリスク分担の考え方、火葬場の指定管理者制度導入前に市が必要な修繕等を行う考えなどについて、質疑と意見がありました。 以上で全案件に対する質疑を終結し、討論はなく、続いて採決に入り、議案第80号から議案第90号まで、議案第92号から議案第111号までの31件について一括して採決行った結果、全会一致でいずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○有城正憲議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、質疑は終わります。 これから一括して討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、討論を終わります。 これから議案第80号から議案第90号まで及び議案第92号から議案第111号までの31件について一括して採決を行います。 お諮りいたします。 議案第80号外30件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、議案第80号外30件はいずれも原案のとおり可決されました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第3、議案第112号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。 直ちに提案理由の説明を求めます。 米沢則寿市長、登壇願います。   〔米沢則寿市長・登壇〕 ◎米沢則寿市長 議案第112号令和3年度帯広市一般会計補正予算(第15号)について御説明いたします。 本案は、国の取扱いの見直しに伴い、対象受給者への早期給付のため、子育て世帯臨時特別給付金及びその支給に係る経費を追加し、その財源として国庫補助金を追加するものであります。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 これから質疑を行います。 19番楢山直義議員。 ◆19番(楢山直義議員) 今提案があった議案第112号の部分でございます。 その前に、委員長報告もございましたが、去る14日、議審がございまして、子育て世帯臨時特別給付金について議案審議が行われております。このときの提案は、10万円給付は所得制限を設け、11月の閣議決定をした経済対策にて決定。年内に5万円を現金給付、残り5万円は入学新学期シーズンに向けて、子育て関連商品に使えるクーポン支給に基づいた提案であると。ただ、いろいろな動きがございましたので、先行給付とかいろいろな議論がされたと思っております。 その後、同時に国会での衆議院の予算委員会が開かれておりまして、前後するような形で、今市長からもお話ございましたけれども、その10万円のうち半分をクーポンでとしていたけれども、現金でもいいと。あるいは分けるのではなくて、一括でもいいというような話が出てまいりました。 そういったことでありますので、それを受けて本日の提案内容ということであります。ですから、議案審議は行われていましたけれども、情勢が若干変わっておりますので、そういったことに基づいて、少し質問をしたいと思います。 今言った部分でありますけれども、提案そのものについては評価したいと思います。札幌市とともに帯広市がいち早くそうしたことの取組みをできるということについては、大変望ましいことだと思います。 しかしながら、国は基本的な考え方は変えておりませんから、クーポンはクーポンなりの意味があるとなっているわけですから、帯広市がそれを踏まえて今般一括の提案をしたということの理由について伺いたいと思います。 いま一点、自治体が独自の財源を確保する場合についても、14日、その前から話があったんでしょうか、急に随分話が出てまいりました。このことも経済担当相の言ということで、自治体が独自の財源をもって対象外の人に支給する場合は容認というような発言があったと思います。ただ、これは岸田総理の口からはいまだ出ていないのではないかと認識をしているところあります。 そうしたことでかなり混乱しているという状況から、昨日15日、政府は自治体に対して通知をしています。 ですから、今言った2点について、どういった通知内容であったのか、そしてそのことについて帯広市がどのように判断したのかということについて伺いたいと思います。 ○有城正憲議長 下野一人市民福祉部長。 ◎下野一人市民福祉部長 まず、今回国から届いた通知につきましては、今回の給付金の取扱いに関する通知が昨日12月15日に届いてございます。こちらにつきましては、国会における議論を整理した政府の考え方をまとめたQ&Aが、北海道を通じましてメールで示されたところであります。 内容としましては、去る12月13日の岸田首相の国会答弁のとおり、自治体の判断により10万円の現金一括給付も可能であり、また国からの補助金も、国会審議中に決定されても交付されることを確認したところであります。 帯広市としましては、クーポン給付の場合の時間やコスト、それと手間など様々な業務量を懸念していたことに加えまして、現金の給付に当たりまして、一括給付を望む市民の声も多数いただいていたところであります。 こうしたことを踏まえまして、子育て世帯の皆さんの暮らしをスピード感を持って応援できるよう、速やかに給付することが望ましいと判断をしまして、また対象者につきましては、国の示す基準によりまして、当初の5万円の現金給付から10万円の一括給付に変更したものであります。 以上であります。 ○有城正憲議長 楢山議員。
    ◆19番(楢山直義議員) そうした判断は尊重したいと思います。世論でも、クーポンを使うところもあるんですけれども、やはり一括現金給付を望む声が多いということでありますから、そうしたことに速やかに対応できたものと思います。 それから、2つ目の自治体の独自財源のといったところの答弁が、ちょっと今はっきりしませんでしたので、改めてそのことについて、所得制限なく対象外の人にも支給することについて、帯広市の考えを伺います。仮に、対象外の人にも支給するとした場合、帯広市における人数及び要する金額を伺います。 ○有城正憲議長 下野福祉部長。 ◎下野一人市民福祉部長 最初に、対象外の部分でありますが、あくまでも対象者につきましては、国の基準に基づきながら支給をしていきたいと考えてございます。 また、今回の対象外となります所得超過者の人数なんですけれども、全部で684世帯、人数にしますと1,283人と見込んでございます。1人10万円の給付をした場合、1億2,830万円の費用がかかるものと試算をしているところであります。 以上でございます。 ○有城正憲議長 楢山議員。 ◆19番(楢山直義議員) ありがとうございます。今の答弁からも、かなり大きな金額であるということで、自治体独自については無理があるなということを感じたところであります。 以上であります。 ○有城正憲議長 ほかに。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 ほかになければ、質疑は終わります。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第112号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 これから討論を行います。 楢山直義議員から発言の通告があります。 楢山直義議員、登壇願います。   〔19番楢山直義議員・登壇〕 ◆19番(楢山直義議員) 貴重な時間をいただきましてありがとうございます。 今質問をさせていただきましたけれども、やはり政府方針がぶれていると言わざるを得ないと思います。10万円給付の目的が子育て支援なのか貧困対策なのか、はたまた景気対策なのかというのがだんだんはっきりしなくなってきているのではないかと。今は手法論の話なっておりまして、手段が目的となっているような気がいたします。 10万円給付は、岸田首相が言う新しい資本主義における成長戦略に対する分配戦略だから、そういう意味では、困っている家計に現金が今回一括給付されるということについては、大変よいことと理解はするものであります。 しかし、所得制限が、これがどうなるのかというのは少し問題があると思います。昨日の通知でもそこは触れられていないんですね。ですから、触れられてないんだから、どうなんだろうか。市町村が自分の考えでやっていいと言っているのか、あるいははたまた、参議院の予算委員会は今開会中ですから、ひょっとしたらその辺の追加支給があるのか。私にはもちろん判断しかねますが、そういった状況にあると思うんですね。 ですから、やれる自治体はどうぞというふうなところの制限撤廃とも言える方針転換というのは、やはり対象外となった世帯の方々からすれば、自分は960万円あるんだけど、子供はそうではないわけで、今コロナ禍でやはり大変な子育てをやっているわけだから、その辺で年収での区別化は不適当だというふうな考えがやはりあるわけで、そういった声が、やはり今の方針を変えざるを得ないとなっているのではないかと思うわけで、当然と言えば当然だと考えます。 そもそも再分配の効果は、給付と負担の差額で評価すべきものであって、税の原則からいってもおかしいと思うんです。公平に取るならば、再分配全体も効果も公平になるようにしなければないはずなんですね。 だから、そういうことで言うと、こうした制度をつくりましたよということで満足していることが多いのですが、これもそういう嫌いが多分にあるなと思います。 ですから、富裕者には、今後適切な時期に税金を追加で払ってくださいと政府はつくることもできますよね。ですから、そういうふうなときにやってもらうわけだから、今は一律に支払うことで、そうすると所得チェックも不要になるはずです。 今日も僕、新聞で見て分かったんですが、960万円、簡単にそこで切るわけじゃなくて、扶養手当は3人、4人、そしていろいろなその制限があって、なかなか計算が大変なようです。 ですから、こういったチェックというのも不要だし、ひょっとしたら間違いが起きるかもしれないということを考えれば、一律給付して、そうすればもっと素早く、事務経費も削減できて給付が行えるわけだから、そういったことでやれるといいなと思っています。成長と分配の好循環を実現する新しい資本主義と言なら、なおさらだと思います。 対象外の人にも支給できる市町村が限られるのは当然です。今新聞でも、また近いところでは豊頃ですか、あるいは今日の報道では7町が所得制限はありませんよというような報道が先行しています。 こういった報道はもちろん必要なんでしょうけれども、初動のワクチン接種のように、これによってまたも自治体のレース化要素が生じるのではないかと心配しています。 とにかく市町村が限られるのは当然ですから、とかく人口規模ではかられますけれども、人口規模が大きくても小さくても財政規模等に違いがあるのだから、比較は難しいはずなんです。しかし、なかなか世論はそうは捉えてもらえないというところが厳しいところです。 ですから、こうした財政の差異を客観的に計測して埋めるためにこそ、地方交付税制度は存在するのであって、これを自治体任せにするというのは、政府自らがそういった地方財政の根幹制度を破壊するも同じだと私は思います。 したがって、帯広市としても今の考え方はもちろんだと思いますし、この後については追加接種もあるかもしれないから、そういった準備もしてほしいと思うんですが、今言ったようなことについて市民への丁寧な説明が必要だと思います。 とともに、今帯広市としてのできることといえば、支援制度をつくるということは無理なのですから、ですから今言った制度設計、今まだ動いている最中ではないでしょうか。政府に対して、所得制限を撤廃して、対象者には国の責任で財政支援するようにということを強く求めていただきたいと思うんです。 住民非課税世帯と困窮学生への10万円給付もすばらしいことなんだけれども、しかしながら、どこで切ってもそういう不満はあるんだけれども、住民税非課税世帯以上に課税に困窮する低所得世帯があります。働いて給与を得ている人だと、単身者で100万円、2人世帯であれば年収156万円を超えると住民税を課税されるわけですから、こうしたところの部分は、コロナ禍で条件が違えば、多少の救いの道はあるかもしれないけれども基本的にはないわけですから、ですからどこで切ってもこういった問題は支援策が必要なんだけれども、やはりそこのところをどういう風に説明し、自治体としてどう、何ができるのかということをこれまでもやってきましたけれども、市民に寄り添う形で帯広市の丁寧な対応が必要ではないのかなと思います。 そうしたことでありますので、もちろんこの議案には賛成でございますので、今のことを申し上げて討論としたいと思います。ありがとうございました。 ○有城正憲議長 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 ほかになければ、討論は終わります。 これから採決を行います。 お諮りいたします。 議案第112号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、議案第112号は原案のとおり可決されました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第4、意見書案第9号燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や制度運用変更に関する意見書についてを議題といたします。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第9号については、意見書案の朗読、提案理由の説明、質疑、委員会の付託及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、直ちに採決を行います。 お諮りいたします。 意見書案第9号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、意見書案第9号は原案のとおり可決されました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第5、陳情第5号帯広市内事業者への時限救済制度立案の際の給付条件についてを議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。 今野祐子経済文教委員長、登壇願います。   〔今野祐子経済文教委員長・登壇〕 ◆12番(今野祐子議員) 陳情第5号に関わる委員会審査の概要並びに結果について御報告いたします。 本陳情は、去る10月1日の本会議において本委員会に付託されたものであり、審査は11月12日に行ったものであります。 本陳情の趣旨は、今年度当初に本市で給付が行われた飲食業経営継続支援金では、市内で店舗を営業していても、市内に住民票がない方は市の支援を受けることができなかったことを受け、今後、感染症の流行や災害などで同様の支援制度を設ける必要が生じた場合には、対象事業者の要件などを慎重に検討することを求めるものであります。 以下、審査の概要について申し上げます。 審査を行うに当たり、初めに陳情提出者である石丸進次さんを参考人としてお招きし、本陳情の趣旨について御説明をいただきました。 この趣旨説明では、帯広市内で長く営業していても、市内在住ではないことを理由に支援を受けることのできなかった飲食店の経営者がいるという事実を知ったこと、今後同様の制度を設ける際には、本来の趣旨が損なわれるような事例が生じないよう、慎重な検討をお願いしたいことなどが、本陳情の提出に至った主な理由であるとの説明がありました。 こうした説明を受けた後に行った参考人に対する質疑では、支援の対象外となった事業者の声、参考人が求める対象要件の考え方などについて質疑と意見がありました。 次に、理事者に対する質疑では、飲食店への各支援制度の対象要件の考え方、市内に店舗がありながら飲食業経営継続支援金の対象外となった事業者の状況、制度創設の際の近隣町村との調整の状況と、今後同様の支援を行う場合の考え方などについて質疑と意見があったところであります。 こうした質疑の後、討論に入り、本陳情に採択の立場で林佳奈子委員から、制度設計の際には、国や北海道の動向や財源など様々考慮すべき事項があるが、制度のはざまで支援を受けられない方が出ないよう努めなければならないこと、さきの支援金においては、住民票や店舗の所在地によっては、どの自治体からも支援を受けられない事業者があったため、今後の制度設計に当たっては、近隣町村などとの調整も行いながら、支給要件などについてより慎重な検討を行っていく必要があることなどから、本陳情の願意は理解できるものであり、採択すべきとの発言があり、続いて採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○有城正憲議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、質疑は終わります。 これから討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、討論を終わります。 これから採決を行います。 お諮りいたします。 陳情第5号に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、陳情第5号は採択と決定いたしました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第6、閉会中継続調査の申し出についてを議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 本申出については、いずれも承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、本申出はいずれも承認されました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第7、陳情の委員会付託についてを議題といたします。 昨日までに受理いたしました陳情第6号については、お手元に配付の請願・陳情文書表(第4号)のとおり、経済文教委員会に付託をいたします。 ここでお諮りいたします。 ただいま付託いたしました陳情については、閉会中継続審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終わりました。 ここで、市長から発言を求められておりますので、お受けすることにいたしたいと思います。 米沢則寿市長。 ◎米沢則寿市長 令和3年第7回定例会の閉会に当たりまして、一言挨拶を申し上げます。 今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けた1年となりました。度重なる緊急事態宣言に伴う外出自粛、他地域との往来自粛によりまして、暮らしや経済に大きな影響が及びました。 感染症対策につきましては、不安や御心配の声もいただきましたが、医療機関や市民、企業など多くの皆様の御協力により、厳しい局面にも対応することができました。改めて感謝を申し上げます。 今後も新たな変異株の拡大に備え、気を引き締め、しっかりと対応してまいりたいと考えております。 今定例会を通して、議員の皆さんからは、感染症対策や災害対応等様々な御指摘をいただきました。また、私の仕事ぶりに対する検証や評価もいただきました。こうした意見をしっかりと受け止め、今後の市政執行に当たっていく考えであります。 さて、来年は開拓140年、市制施行90年を迎えます。市民の皆さんと築き上げてきた歴史、文化を誇りに、未来に対する想像力を高めながら、持続的に発展するまちづくりを進めてまいる所存であります。 結びに、議員並びに市民の皆様にはくれぐれも健康に御留意され、新年が希望あふれる年となるようお祈り申し上げ、挨拶といたします。この1年間、誠にありがとうございました。(拍手) ○有城正憲議長 ここで私から本年最後となります定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 理事者並びに議員各位には、市勢の発展、住民福祉の向上のため、活発な議論と円滑な議会運営に御理解と御協力を賜り、心からお礼を申し上げます。 報道機関の皆様には、日頃から市議会での議論を幅広く市民の皆様にお伝えをいただいておりますことに、心から深く感謝を申し上げます。 さて、本年を振り返りますと、昨年から引き続きます新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、市議会においても多くの議員が新型コロナウイルスに関連する質問を行い、理事者と様々な議論を重ね、また市長に対しワクチン接種に関する提言を行うなど、市民の命や暮らし、地域経済を守る取組みを進めた1年でありました。 幸いにして、十勝・帯広ではここしばらく感染者はゼロが続くなど、明るい兆しも見えてきておりますが、管内経済は持ち直しの動きに一服感が見られるほか、新たな変異株の拡大など、依然として予断を許さない状況にあります。議員各位及び理事者はもとより、市民の皆様におかれましては、改めて基本的な感染対策の徹底に御協力をお願いをいたします。 また、先日12月初めに暴風の影響により、帯広を含む十勝管内の延べ約1万2,700戸が、3年前の胆振東部地震によるブラックアウト以来となる大規模停電に見舞われ、電力の全復旧まで約30時間を要しました。とりわけ十勝・帯広の基幹産業を支える農村地域は、樹木の倒壊をはじめ住居や農業用施設などに甚大な被害を受けたところであります。理事者におかれましては、市民の暮らしを守るため、一日も早い復旧、復興に、引き続き万全な対応をお願いする次第であります。 私たちは今、感染症の拡大、自然災害の発生などをはじめ様々な環境変化に直面し、先行きの見通しを持ちにくい時代を生きています。こうした状況の中で求められるのは、変革に向けた創造性と実行力であります。理事者の皆様には、改めて新型コロナウイルスなどによって加速する社会の変革やニーズに対し、迅速かつ柔軟な対応をお願いするとともに、この先の未来を見据えた地域の持続的な発展につなげていくためのまちづくりを、強い意志を持って進めていただくことを心からお願いする次第であります。 市議会といたしましても、議員一人ひとりがしっかりと市民の声に耳を傾け、議会での議論を通じ、市民の多様な意見を市政に反映する議会の役割を果たし、誰もが心豊かに暮らせる地域社会の実現に全身全霊で努めてまいる所存であります。 結びに当たり、本日御出席の皆さん並びに市民の皆様におかれましては、健康に気をつけていただき、新たに迎える年が幸多い1年となりますことを祈念申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。1年間本当にありがとうございました。(拍手) これをもちまして、令和3年第7回帯広市議会定例会を閉会いたします。         午後1時39分閉会...